風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

眠りについて(村上春樹的に)

なんかめっちゃくちゃに寝てしまって、クロネコのチャイムで目が覚めた。無印良品(代引き)、アマゾンに返品(梱包してなくて、お兄さんに丸投げ)。

その後も眠くて眠くて、なにをやったか覚えていない。以下、記憶している範囲で、順不同でだらだらと。

娘からメールの返事。いとうれし。ぽん太が来るのを本当に楽しみにしている様子。ちょっとだけ関係が修復されたような気がする。これからも、焦らず、依存せず。養育費はきちんと送るように。

家庭教師のアルバイト派遣会社に履歴書を送る。これは月曜日にズームで面接の予定。学力把握テストというのもあって、これもネットでの受験。もうそういう時代なんですね。国語、数学、英語の3科目。制限時間もあるので、頭が冴えている時に、とか言ってたら、いつまでもやらないので、「えいやっ」と勢いをつけて取りかかる。国語は漢字だけだったので楽勝、英語もさすがに出来た。問題は数学だったが、二次方程式まではなんとかなったが、その後はお手上げ。「これからまた勉強します」と言うしかないな。

大体、ネットでアルバイトに応募しても、ほとんど返事はないのだが、今回はすぐに電話がかかって来て、とんとんと話が運んだめずらしい例。とりあえず、応募者はみんな面接くらいしとくか、って感じなのだろうか。

このアルバイトにたどりついたのは、時間は腐るほどあるので「フリースクールで教えてみるか」と検索したからなのだが、なんか不登校児童の学習支援のNPOみたいなのをイメージしていたが、どうもそういう分野も「ビジネス」になっている様子。僕自身、登校拒否(当時はこう言われていた)で、恩返しくらいのつもりでいたので、なんかそういう意味では違和感はある。ボランティアでもよかったんだけど。

ずるずる続くが、家庭教師派遣というのは、言ってしまえば、中間搾取ということで、あんまりいい印象はない。学部時代にそういうアルバイトをしていたが、そこは(たぶん高額の)教材を販売して、そのフォローというか、なんというか「分からないところは、質問も出来ますよ」みたいになっていて、家庭教師の派遣がセットになっているシステム。僕が担当していた家庭は、あまり裕福ではなくて(というのがすぐに分かるくらい、ということである)、半分騙されてしまったような感じで、なんか悪質商法の片棒をかつがされているようで、なんだかな、とはずっと思っていた。

こういう話は、いくらでも書けるが、このへんでやめておきます(また、いずれ)。

ええと、あとなにがあったっけ(本当に眠りまくって、なにがなんだか分からなくなっているのだ)。

新しいアイコスは、充電時間も短いし、味もよくなっている(気がする)。これはよい買い物だった。ということにしよう。

猫を棄てる 父親について語るとき

猫を棄てる 父親について語るとき

  • 作者:村上 春樹
  • 発売日: 2020/04/23
  • メディア: 単行本
 

タイトルに書いたので、少し前に読んだのを思い出した。著者が父親について書くのは(たぶん)ほとんど初めてで、いささかミーハー的な興味で手に取ったのだが、想像していたのとは違って、もはや直接聞くことが出来なくなった、父親の戦争体験の掘り出しが中心で、ウェットな要素はほとんどなし。『ねじまき鳥クロニクル』で、ノモンハン事件がストーリーにからんできて、なんか意外に感じたのを覚えているが、その背景には、こういった背景があったのだな、と少しだけ納得した。大抵の場合、生きている時に聞きたかったことは聞けなくて、残されたもので再構築するしかない(家族の場合は特にそうだ)。最後の方で、自分がこの世に生まれて来たことの不思議、というか偶然、に言及しているが、まったくその通りで、だからこそ、そこに「意味」を探してしまうのだが、たぶん、意味なんてないんだろうな。とくかく、村上春樹はあくまで「小説家」で、「私小説的」な期待はしない方がいいということはよく分かった。

ええと、あとなんだったっけ。

なんか外出して(たぶん)、ファミリーマートでお惣菜を買って、それを食べてから、まだお腹が空いていたので、なか卯のカツ丼をウーバーで取り寄せて(これは意味がなかった。高いだけで、セブンイレブンのと変わらない)、また寝たんだったかな?

影響を受けた小説やら映画を紹介していて「うわ、知らないのばっか。また忙しくなるな(?)」と思ったのは覚えている。

とりあえず、ブラックアウト。