2005-09-02 どうにかならなかったのか ここのところP・G・ウッドハウスの翻訳が立て続けに出ている。執事ジーヴスが活躍するジーヴスものは、英国人なら読んでて当然の常識らしいが(例えば、イシグロの「日の名残り」を扱った論文では必ずといっていいほど言及されている)、なかなか手に入りにくかったので嬉しい限り。しかし、「ジーヴスの事件簿」と「比類なきジーヴス」の中身が一緒ってどうなんだ? 「ジーヴスの事件簿」はその他の短編も入ってるのでこちらがお得だが、間違って両方買う人が絶対いると思う。 残りは英語で読もう。でもすごくいっぱいあるんだよな。