風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月も終わり

ようやく金曜日。今週は長かった。 佐久間治「英文法のカラクリがわかる」をつまみ読み。 ひさびさに自転車。最近、枝雀ばっかり聴いてます。

エラコ(ゴカイ)だけは食べたくない

朝から病院。お薬もらって出勤。 椎名誠「全日本食えば食える図鑑」。前作「全日本食えばわかる図鑑」は、一人暮らしを始めた頃の青春の書。マヨネーズ醤油かけスパゲティを真似してよく食べていた(いま思うとそんなにうまくなかったような)。今回はゴカイ…

おさるのジョージだけでもなくて

早起きしてお仕事。 Margaret&H.A.Rey"Whiteblack the Penguin Sees the World"。ディスクジョッキーのペンギンがネタに困って冒険に出る話。 このところ「NANA」を読んでいるが、ハチがうっとおしくてなかなか読み通せません。

星新一の未来

再履修の受付。名簿作成。授業が始まるまでが長いのだった。 最相葉月「あのころの未来」。星新一のショートショートに描かれた未来を、現在の科学技術から読み直すエッセイ。「絶対音感」といい「青いバラ」といい、いつもながらコンセプトが素晴らしい。当…

宝くじは買わない

授業もないのに、学校中を行ったり来たり。いい運動になります。 Jacqueline Wilson"Lola Rose"。正確には読んだのではなく、夜中のサイクリングでちょこちょこ聴いたもの。このくらいのレベルだと考えごとしながらでも理解できる。主人公のジェニは、ロクデ…

TOEIC受験おかわり

TOEIC受験。今回は松江なので楽ちん。校庭で声に出して単語をおぼえている人がいた(マジ)。 前回よりも出来たような気はするが、問題が簡単だったのかもしれない。満点取れてたらもう受けなくてもいいんだけどなあ(さすがにそこまで自信はないが)。…

どこがヤマトかは分からないが

研究室でお仕事。夕方、ヤマト車検。あちこち悪いとこを指摘される。あんじょうよろしく。 結局、倉知淳「猫丸先輩の推測」を買ってくる。後は長編「過ぎ行く風はみどり色」だけ。意地になって読破しているような気も。 関係ないけど、今井書店で「本カノに…

コメンタリーも聞かねばなるまい

秋分の日でお休み。ぐうぐう寝てしまった。 DVDで「レモニー・スニケットの世にも不幸な物語」。物語は1巻から3巻の内容を合わせたもので少し急ぎ足。オチをつけるのが難しかろうと思ったが、本編では語られていないエピソードも加わってなんとか着陸した…

とりあえず文句の出ない日本史

教材CD作成。またご飯を食べ損ねた。 神田陽子「イッキ読み!神田陽子の講談日本史」。付属CDのおかげで通勤が楽しかった(60分ではやはり短すぎるが)。

サンボマスターで盛り上がることだけは確か

親日のスーパージュニアの準決勝に進んだ夢を見る。金本浩二に控室で「容赦なくガンガンいくで」と脅された。そのせいか知らないが、起きてすぐ足がつってのたうち回る。 倉知淳「猫丸先輩の空論」。日常生活のちょっとした事件を猫丸先輩が解決するシリーズ…

「キモい」じゃ足りない

本格的に後期の授業準備。あっという間に1日が終わる。 長いものは読めないので、William Steig, "Shrek!"。ご存知「シュレック」の原作だが、もっと臭くて汚くて醜くて(おまけに火まで吐く)ほとんど別人。悪臭でほかの登場人物がバタバタと倒れたりして…

3連休最終日

敬老の日だが何もすることがない。 石原千秋「『こころ』大人になれなかった先生」。みすず書房の「理想の教科書」シリーズの1冊。「こころ」はなんかしら読んでいる人に謎を投げかける(ように思われる)小説らしく、それこそ人の数だけ解釈があるんじゃな…

3連休2日目

片づけしたり自転車に乗ったり。 喜国雅彦、国樹由香「メフィストの漫画」。名作「本棚探偵シリーズ」の喜国雅彦による探偵小説パロディ漫画。後半が推理小説家のペット訪問になっていて、我が家の猫と見比べながら読んだ。

3連休1日目

部屋の掃除をして昼寝してたら夕方。村上春樹「東京奇譚集」。タイトルが純文学なので見間違いかと思ったが、中身は間違いなく村上春樹。「偶然の旅人」と「品川猿」が素晴らしい。家族ってやっぱりおっかない。K先生(ちょっと「こころ」風)に見せてもら…

本当のTOEIC問題集

気を取り直して図書館で資料探し。結局帰ったのは9時過ぎ。もう少し近いといいのだけど。 長本吉斉のTOEIC問題集が「よく出題される」と話題になっているそうだ。あまりによく当たるためクレームがついて回収になったとか。実際に行われた試験問題をこ…

お好み焼き食べるの忘れてた

終日広島。目的の先生には会えなかったが、よい気分転換になった。みなさん、相手してくれてありがとう。お世話になりました。

ポール・オースター版ちょっといい話

新任の先生と一緒に家探し。新築物件の設備に驚く。サンテラスいいなあ。ウォークインクローゼットいいなあ。 ポール・オースター「ポール・オースターが朗読するナショナル・ストーリー・プロジェクト」のCD聞きながら眠る。

エマはエマでも

あちこちで話題になっている森薫「エマ」(現在6巻まで)。ヴィクトリア朝を舞台とした恋物語。あくまでジェイン・オースティン風に静かに進んでいく。なによりもクリスタルパレスやミューディーの貸本屋なんかがヴィジュアル的にしっかりと描きこまれてい…

青春ノイローゼ

会議。後期の授業準備。 みうらじゅん「LOVE」。自分にこれだけ興味を持ち続けられるのはやはり才能。ちょいちょい文章がおかしくても自分好きだからしょうがない。

武部幹事長は野田聖子に「よくがんばりました」と言った

朝出かける前に投票。島根県は投票率1位だそうです。えらい。 夜、選挙速報見ながら、内田春菊「私たちは繁殖している(6)」。今度は義父とのバトルが勃発。どうせ描かれてしまうのだから、余計なことは言わなきゃいいと思うのだが、そんなことではとまら…

お休み

ねむい。内田樹、春日武彦「健全な肉体に狂気は宿る―生きづらさの正体」。今年何冊目だろうか。マンネリといえばマンネリだが楽しく読める。掃除が精神衛生上よいという話だったので、ちょこっとだけ片づけ。

ひさびさに英語の話題

ほとんど乗ってないのに、なぜか空気が漏れまくりの自転車を修理に。「またやったのね、あんた」という冷たい視線に耐えながら待っていたら、「今回はタダでいいですよ」とのこと。なんだか分からないけど、僕は悪くなかったらしい。ありがとう、店長さん。 …

また自転車がパンク

台風一過。暑い暑い。 「この文庫がすごい 2005年度版 第1位」という帯の文句に誘われて、そういえば読んでなかった岡嶋二人「99%の誘拐」。ハイテク誘拐という割には、仕掛けがチープなのはご愛敬。なにしろ15年前の作品なので音響カプラーとかが…

台風の日はミステリ

引き続き台風。成績記入が残っていたので、急いで片づける。 西澤保彦「腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿」。安楽椅子探偵ものの連作集。探偵役が神出鬼没の市役所職員というのが新しいが、話自体は割とオーソドックス。

台風

朝から健康診断。特に異常なし。風がものすごい。 藤原伊織「シリウスの道」。「プロジェクトX」+「永遠の仔」という感じだが、話の展開はさすがにうまい。言いたいこと言いながら出世してしまう「課長島耕作」のようで、企業戦士ハードボイルドというのは…

ようやく平常運転

"The Curious Incident"を読み終わる。最初は殺人事件のはずが話は全然違う方向へ。思ったほどではおもしろくなかったが、数学の証明問題を読めたりしたのは楽しかった。

ニシンそばはあまりうまくなかった

研究会2日目。松江に帰りついたのは12時近く。くたくたです。

京都は暑かった

朝6時に起きて京都へ。打ち上げでひさびさに酔っぱらう。

どうにかならなかったのか

ここのところP・G・ウッドハウスの翻訳が立て続けに出ている。執事ジーヴスが活躍するジーヴスものは、英国人なら読んでて当然の常識らしいが(例えば、イシグロの「日の名残り」を扱った論文では必ずといっていいほど言及されている)、なかなか手に入り…

じゃりン子チエ

もう9月。 「じゃりン子チエ 劇場版」を見てしみじみ。気まずい状況をなんとかしようとチエちゃんが電車で歌うエピソードに涙。しかしマサルの声を紳助がやっていたとは。