風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

エマはエマでも

あちこちで話題になっている森薫「エマ」(現在6巻まで)。ヴィクトリア朝を舞台とした恋物語。あくまでジェイン・オースティン風に静かに進んでいく。なによりもクリスタルパレスやミューディーの貸本屋なんかがヴィジュアル的にしっかりと描きこまれていて、英文学で卒論を書く人はこれを読むだけで随分参考になるんじゃないだろうか。メイドが主人公で買うのが恥ずかしかったので、意味なく領収書をもらってみました。
エマ (1) (Beam comix) エマ (2) (Beam comix) エマ (3) (Beam comix) エマ (4) (Beam comix) エマ (5) (ビームコミックス) エマ (6) (Beam comix) エマヴィクトリアンガイド (Beam comix)
副読本「エマヴィクトリアンガイド」もあります。