風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

夜になったら寝るんです

成績表(ようやく)提出、ちょっと人助け、会議。
奥田英朗「サウスバウンド」。元過激派を父に持つ少年の成長小説。「国はいらない」、「税金は納めない」、「学校は行かなくてよい」というステレオタイプな性格付け。これは本宮ひろ志のパロディなのだろうなと思いながら読んでいたが、最後までそのまんまで、あれ?マジだったの?という感じ。「北の国から」の五郎に、「なんでも勝手にいろいろ決めんなよ!」と本気で怒っていた人間の意見ですが。
サウス・バウンド