風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

中島らもとの三十五年

一日中眠る。夜になって買い物。鍋。
中島美代子「らも―中島らもとの三十五年」。学会で教えてもらった本。未亡人による回想記とくればウェットな展開を予想するが、らもが外に愛人をつくるなら私も他の人と寝る、といった中島家の実像が綴られる。その他、らもに命じられて、裸になって遊びに来た上司の背中を流すなど、ハチャメチャなエピソードが満載。それにしても文章うまいな。
らも―中島らもとの三十五年