風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

怪笑小説

授業、授業。大学院進学の授業は、結局昔風の英文購読になってしまったが、これがやってる方は心地よい。
東野圭吾「怪笑小説」。これも読んだ気配はプンプンしたのだが、忘れているのかいちばん楽しめた。誰もが思いつくであろう「アルジャーノン」を反転(「あるジーサンに線香を」)させる手腕はさすが。でもきりがないので、東野圭吾(再)探訪の旅はひとまずここれ終わることにしようと決意。
怪笑小説 (集英社文庫)