風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

また明日電話をするよ

朝から帰宅の準備。来た時に入った荷物が帰る時には入らなくなるのはその分思い出が詰まっているからだ、というのはダウンタウン松本の名言だが、3週間大変お世話になりました。とにかく育児の負担が軽減されて、ビールをよく飲み、その分体重も増えました。
段階的に荷物を運び入れながら、山本直樹「また明日電話をするよ」。著者自身が認める、ベスト・ワークス。山本直樹が才能のある作家であることは間違いないが、そこはそれ、ああいう場面があったりするので、人(妻)に隠れてこそこそ読む。表題作は泉谷しげるのフレーズから取ったものだそうだ。初期作品はほとんど聞いたつもりだったが、「春夏秋冬」のレンタルどこかにないかな。
明日また電話するよ