風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

亀嵩温泉

祝日。引き続き雪。N先生を誘って、亀嵩温泉は玉峰山荘へ。亀嵩温泉と言えば「砂の器」。「砂の器」と言えば、亡父が「俺もこんなになるんだろうな」とネガティブなことを繰り返し言っていた作品。砂の器というより、自分の器が小さかったというべきだろう(ちょっと毒舌)。以前の駅舎を利用したそば屋があるのを思い出し、凍結した道をガリガリ削りながら寄り道。まさしく「鉄道員」に出てくるような、ひなびた店構えで一瞬不安になったが、出て来た割子そばは絶品。美味しかったねえ、美味しかったねえ、と言いながら温泉に。女性陣は出たり入ったりを繰り返していたようで、こちらは1時間以上も休憩室の畳で「北斗の拳」を読みながら待機。ちょっと湯冷めしました。帰り道、スリップして道脇の雪の壁をかするというアクシデントもあったが(実は対向車線にはみ出したりして危なかったのだが)無事帰宅。