ケンシの人
今日はオフ。友達と遊びに出かける。
妻に薦められた「ケンシの人」を読む。こういう見方もあるのか、と少し勇気が出てくる。
「その時に、じっくりと考えればいいんだ。死ぬtっていうのはどういうことか、ということはな。アローナが生きている間は、君は、死ぬ、ということを考える必要はない。アローナに、総てを託しておけばいいいんだ。死ぬというはどういうことか、という君の疑問や恐怖は、アローナが、全部引き受けてくれた。アローナは、生きている間、君の疑問や恐怖をしっかりと受け止めている。だから、安心して生きていてればいいいんだ。そして、将来、ずっと先のことだろうけど、いつかはアローナも死ぬ。そうなって初めて、君は、死ぬ、ということを考えればいいいんだ。その時には、君は充分に大人になっているから、死のことおを考えるための、勇気も、知恵も、備わっているはずだ。だから、安心していいいんだ」
- 作者: 東直己
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/06/23
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
他の短編も粒ぞろい。東直己はやっぱりいい。
夜は母がお勧めのバイキング。もうこれ以上、入らないというくらい食べる。
帰ってカラオケ大会をするつもりが、なぜだか無線LANが行方不明に。仕方がないので収録されている曲を歌ってお開き。