風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

純愛としてのハードボイルド

個人指導、授業。追試。欠席の理由は「調子が悪かったから」。みんな悪いんだよ!

鈴蘭

鈴蘭


畝原シリーズ。東直己をじっくり読める至高の時間。まだススキノ探偵シリーズも残ってるもんね、むふふ。2つないし3つの依頼が交錯しながら進んでいくのは、いつもの通りだが、今回は物語の進行がストレート。そしてラストで号泣。この歳になってなかったら、ここまで泣けなかったかも知れない。妻帯者、必読。そして東直己よ、もっと売れてくれ。