「世にも不幸な物語」
Lemony Snicketの「世にも不幸な物語」("A Series of Unfortunate Events")シリーズ(現在11巻まで)。ジム・キャリー主演で映画化もされた。火事で両親を失ったヴァイオレット、クラウス、サニーの三人が、後見人のところをたらい回しにされる話。そこに孤児たちの遺産を狙うオラフ伯爵が毎回変装して登場するが、孤児たちには見え見えなのにまわりの人間は信じてくれない。5,6巻くらいまでは、ドリフのお化け屋敷コントのような展開に少しうんざりするが、どうやら三人の不幸には複雑な原因があるような感じになり、そこに語り手のレモニー・スニケット自身が関わってくると滅法おもしろくなる。読むのがしんどくなったので、オーディオブックで聞いてますが、11巻に入ってから過去の登場人物が再登場したりして、いよいよ大団円が近い様子。
読み始めるなら今。一緒に感動(かどうかは保証できませんが)のゴールを迎えましょう。
こうして並べてみると、われながらよく読んだ。仕事しよっと。