あくまで真面目なMagic Tree House
Mary Pope Osborneの"Magic Tree House"。多読をはじめた頃に読んだ懐かしいシリーズ。ジャックとアニーの兄妹が、ひょんなことから見つけた魔法の木に乗って、いろんな時代にタイムスリップするお話。1話完結だが4巻ごとに大きな(というほどでもないけど)話が終わるようになっている。巻頭に「このお話のおかげで、本を読むのが好きになりました」とか、「読み聞かせの時間に大騒ぎしていた子ども達が、この本だけは静かに聞くんです」とかという読者の声が大量に掲載されているのもポイント。ファンシーな作者近影といい、なんとなく聖域化した少女マンガのようなたたずまい。あんまりほめてないみたいですが、英語も読みやすく楽しいのは確か。シリーズものに挑戦してみたい人には最適。