風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

身長の2倍

伊藤サム「英語はやさしく、たくさん」によると、ジャパンタイムズ社の新人記者は、英語のプロになるために、次のようなことを勧められるらしい。
1.英文記事を分析すること。
2.記事に出てくる知らない単語を覚えること。
3.洋書を積み上げて身長の2倍くらいになるくらい読むこと。
身長の2倍。なかなかインパクトがあると思いませんか。
その時は「それだけ読めば英語ができるようになるだろうなあ」とぼんやり考えるだけだったが、気がついてみればあれから2年。それくらいは読んでいるかもしれない(部屋がきたないので証拠写真は撮れませんが)。
というようなことを思い出したのも、7月22日号の週間STに「身長の2倍」達成報告が載っていたから。ここに登場している高原記者は、中学レベルの本から読み始めて、徐々にペーパーバックに移行しながら、速い時には週に3センチ、遅いときは0.5センチのペースで、4年かかったとのことでした。
しかし「今週は3センチ読んだ」ってのも、ストイックでいい感じだ。「チャンドラーをツーフィンガー」とか、「シドニー・シェルダンを大盛りで」ってのもありそうですね(ちょっと村上春樹風)。

英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方 (講談社パワー・イングリッシュ)

K−1MAX。負傷欠場を告げる時の角田は絶対喜んでいる。