風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

ポートレイトはいつも愛犬と

学校に出かけてテストの採点。やってもやっても終わらないような気がして、絶望的な気持ちになるのもいつものこと。息抜きに昨日買ったDean Koontzの新作"Life Expectancy"をちょこちょこと。
Life Expectancy
懐かしいなあ、ディーン・クーンツ。『戦慄のシャドウファイア』とか『ウォッチャーズ』とかよく読んでました。当時はジェットコースターサスペンスなどと言われていたが、怒濤のストーリーテリングは今回も健在。
死にかけている老人が突然神懸かりになり、「今から生まれる私の孫には、生涯に5度、悲惨な日が訪れるぞよ。今から言うから、はよう書きとめるのだ。1日目は1997年の9月15日。2回目は・・・」と不気味な予言を残して死んでしまう。老人を看取った主人公の父親が、息子の誕生に立ち会うために産婦人科棟に駆けつけると、そこには手術で妻を失った道化師が、医者や看護婦を惨殺して立て籠もっていたのでした・・・というところでようやく第1章が終わり。すごいでしょ? まさに、どうせ吹くならデカいホラ吹け(植木等)。