風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

投資と投機

アンケート集計。授業の準備。体調いまいち。
石田衣良「波のうえの魔術師」。必要があって再読。将来になんの希望も持てない青年が相場の世界に足を踏み入れる「銀と金」のようなお話。石田衣良が現代を描写する優れた語り手の一人であることは間違いないが、うますぎて嫌になることもあるわけで。だから、「娼年」とか「アキハバラ@DEEP」とか、きっといいんだろうなと思いながらも読んでない。「池袋ウエストゲートパーク」だけはついていってますが。関係ないけど、読みながら植木等(ドラマ化された時の配役)の顔がちらついてしょうがなかった。
波のうえの魔術師 (文春文庫)