風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

ハウルと暮らせない

非常勤。やはり5時起き+往復で5時間の移動はつらい。「水曜どうでしょう」は偉大だ。
その大泉洋が声優としてクレジットされていたので、俄然興味がわいて「ハウルの動く城」観てみました。と思ったら、カブがしゃべるのは最後の最後・・・騙された。「もののけ」や「千と千尋」に比べると楽しめたけど、シナリオ不在なのは相変わらず。テリー・ギリアムは、「宮崎駿の映画は、登場人物が理解できない行動をとるところが魅力だ」と言っていたが。これはもうあれだ、魔女がぶわっと膨らんだり、城ががちゃがちゃ動いているのを、「おお、すげー」と思いながら見るのが正解なのでしょうか。原作の方が絶対おもしろい、というのは「いかにも」ですが、英語は簡単なので読み比べてみてください。
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なんか釈然としなかったので「エターナル・サンシャイン」。チャーリー・カウフマン脚本で期待するなと言う方が無理だが、「マルコビッチの穴」や「アダプテーション」に比べると、やや落ちるか(それでも十分おもしろいけど)。ジム・キャリーが二枚目。こっそりとビルボ、じゃなくてフロドも出てます。
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