風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

どうすることもキャンノット

日帰りで湯の川温泉。マッサージを初体験。「あー、ガチガチですね」と言われて、なんか得した気分。「ご商売の方はどうですか?」と訊かれて、「やっぱり小泉が・・・」とか適当なことをむにゃむにゃ答える。
山口瞳「「男性自身」1963-1980 最後から二冊目の巻」。単行本未収録のエッセイ。著者の意志を尊重しようとか、商売があざとい、とか理由をつけて買い控えていたが、結局我慢しきれなかった。記念すべき連載第一回目(だけど未収録)の「鉄かぶと」のテーマはなんと浮気。そりゃ入れたくないわ。最近ナベツネが言ってた「どうすることもキャンノット」が、当時の流行語だったことが分かったのは収穫。「想定内(外)」に対抗しようとしたのか?
「男性自身」1963-1980 最後から二冊目の巻