風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

怪盗グリフィン

広告チラシに誘われて、駅弁祭りでひっぱりだこ飯。この容器、なにかに使えそうな気がするが、結局ゴミになる。
法月綸太郎「怪盗グリフィン、絶体絶命」。ミステリーランドの趣旨(ってあるんでしょうか)に真っ向から取り組んだ正統派。やっぱり誠実が一番よね(誰?)。都筑道夫小林信彦のユーモアミステリのように見えて、最後は本格テイストの謎解きもきっちり。さりげなく伝記を挿入する教育的配慮も素敵。一生ついていきます。
怪盗グリフィン、絶体絶命 (ミステリーランド)