風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

せどり上等

チェックアウトまでぐっすり。せっかく小倉に来たので、何年かぶりに「ふるほん文庫やさん」へ。
ナビに導かれて着いた先は、どう見てもただの事務所。おそるおそる入ってみると、見覚えのある店主のおじさんが登場。最近はネット通販の方に力を入れているらしく、「なんだ、おめえたちは?」という顔をされるが、事情を説明して中の店舗(というか倉庫)に入れてもらう。あるある。敷地面積も4倍くらいに増えている。
総勢8名の本好きの来店に気をよくしたのか、一人一人の計算を待っている間(非常に時間がかかる)、古書が大事なK先生からも注文があるとか、いろいろといい話をべらんめえ口調で聞かせてもらった。全国から送られてきた「せどり」と大書されたダンボール箱も実に印象的であった。
その後、「みちしお」で貝汁食べたりして(実は昨日も寄った)、夕方広島に到着。そこから一人で、眠い目をこすりながら10時過ぎに帰宅。長い1日であった。