風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

親バカ噺一席

先週はなかったサポートプログラムだが、今週は出席希望の学生が2名いたので急遽やることに。といっても1時間半で何が教えられるわけでもなく、ロバート・ヒルキのテクニックをあたかも自分が編み出したかのように語る。
妻の忘年会。ということは、会場まで子供を連れて送り迎え&その間のお相手を意味するわけで。
帰りの車中、娘が「ねえ、お父さん。ピノキオって最後、人間になるがあ。あれって、ポニョが人間になるのと一緒だがあ」おお、プロップかお前は。3歳のウラジミール・プロップがここにいる。俗に学者は3代続いて本物だと言うが、もしかしたら我が一族の悲願(なんだ、それは)をこの子が達成するかもしれん。ちょっとびびって「大きくなったらお父さんと同じ仕事するか?」と訊いたところ、「ううん、私は女の子チームだから、男の子チームの仕事は出来ないの」とのこと。ジェンダーの刷り込み恐るべし。