風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

芝浜謎噺

胃が痛くてのたうち回る。

芝浜謎噺 (神田紅梅亭寄席物帳) (創元推理文庫)

芝浜謎噺 (神田紅梅亭寄席物帳) (創元推理文庫)


というわけで、シリーズ第2作。おまけに探偵役の師匠が言葉が不自由なので、ワトソン役の主人公がそれを翻訳しなくてはならない(が、実際に正確に翻訳するのは主人公の夫)という複雑な構成になっており。ついでに言うと、落語にリアリズムは必要か、例えば「野ざらし」の幽霊が本当に出たのかどうか、というのは追及する必要があるのかどうか、というようなことをぐだぐだと考えてみました。