週刊とりあたまニュース
また夜中に目が覚める。起きたらまだ呼吸が苦しい。なんとか出勤。授業準備、その他の作業。平行しながら、クローゼットで眠っていたVAIOのサルベージ。
身体の調子が悪いからか、ボケが進行しているのか、あちこちに読みかけた本を置いて、そのまま忘れてしまった。『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』も『ノルウェイの森』も上巻の途中で消失してしまった。というわけで、前から妻が絶賛していたこれを。
- 作者: 西原理恵子,佐藤優
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/01/28
- メディア: 単行本
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大体において(元来ひねくれた性質のせいで)、僕は「悪者」が好きである。だから、佐藤優も好きだし、鈴木宗男は愛国者だと思うし、小沢一郎がとっくに首相になってないのが不思議でならない(といって、世論がそちらに向かうと、全く逆の立場を取る)。話は逸れたが、佐藤優が優れた知性の持ち主であることは疑いない。そこに加えて、もはや天下無敵の西原理恵子である。面白くならない訳がない。特に日本の英語教育の問題は、高校になって急に難しくなること、という指摘は鋭いと思った。「そう、だから私達は悪くない」と、妻はしみじみ言った。