風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

『ヤバ市ヤバ町雀鬼伝』

三連休初日。喘息も少し落ち着いたようで、体調はまずまず。娘が「スイミングスクールに行きたい!」と言い出したので、予約を入れていた体験レッスンに。最初は明らかに小さな子供と一緒に顔つけや滑り台といった内容で不満そうだったが、上のレベルに移動してからはビート板を使ってバタ足の練習を喜々としてやっていた。お金はかかるみたいだけど、通わせてみるか。山本寛斎は娘(山本未来)にキレイな身体になっていて欲しいからスイミングスクールには通わせていたというし。

『きんぴか』の3巻が見当たらなかったので、ギャンブル本棚(というのが書斎にはあるのだ)かれ、これを取り出して再読(いや、たぶん10回以上は読んでるな)。「阿佐田哲也コレクション」を買い揃えておいてよかった。『麻雀放浪記』のようなピカレスク小説(この言葉はいろいろと解釈があって、いつも誤用ではないかと心配なのだが、たぶんこれで合ってると思う)ではないが、これはこれで独自の軽さがある傑作。