風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

『どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?』

5時起床。翻訳。途中までは快調だったのだが、ホイットマンやエミリー・ディキンソンの詩が出て来て頭を悩ます。卒業式で車を止められないと言う妻と息子を送って、また翻訳の続き。といって、いまのところ出版の予定は全くないのだが、こうしてごりごり訳していると精神安定上なんだかいいような気がする。半分くらい訳したところで根気が切れたので午後はお休み。二度寝していたら迎えの時間になったので、2人をピックアップしてホカ弁を買って帰る。今日は妻が卒業式の打ち上げ(?)で飲み会なので、それぞれ好きなことをして過ごす。9時を過ぎたあたりで、例によって息子が「お母さん、帰って来て」と号泣。なんとかなだめて寝かしつける。娘はさっさと自分で毛布を持ってリビングのソファベッドで寝ていた。


内田樹高橋源一郎の対談集。無知をさらすようだが、高橋源一郎がこんなに政治的な発言をするとは思っていなかった。てっきり小説オタクなのだとばっかり(確かに小説は高度に寓話化されているが政治的な小説と読めなくもない)。僕自身はそれこそ政治や社会にはあまり興味はないのだが、読みかけの『7日間で突然頭がよくなる本』にも時事問題を知らないといけないと書いてあるから、なんとかしないといけないのだろうか。選挙には義務的に行きますけどね、ほんとにもうそれだけ。妻の方がMSNニュースを読んでいるだけまだマシというていたらく。