風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

『人生2割がちょうどいい』

7時起床。まだ咳が出て夜中に何度か目が覚めた。今日から娘の学級閉鎖も解除されて通常営業。なんとかインフルエンザも子どもがかかっただけで堰き止められたようでなにより。週末の家族旅行に備えて、ビデオカメラのバッテリをヤマダ電機で買う。なんだなんだ、バッテリだけで1万2千円もするのか。ついでに電子辞書を下見。いままで辞書がなくてやってきたことが言語道断だが、ペーパーベースやスマホの辞書でなんとかやり過ごしてきた。スマホに入れた英辞郎も悪くはないのだが、いかんせんキーが小さいので入力しづらい。ここにきてリハビリに翻訳でもしようかという話になってきたので、やはりここは買ってもいいだろうということで。まだカタログを見ただけだが、コンテンツの充実もそうだが、「ラジオ英会話」が丸ごと収録されていたりして進化ぶりに驚く。午後は静養。一昨日の業務のダメージがまだ残っている。疲労の快復度が落ちていることを実感。もう徹夜なんて絶対に出来ないな。

人生2割がちょうどいい

人生2割がちょうどいい


昨日読んだ本の前巻。「人生2割」というと、さすがに少なすぎるのではないかと思っていたが、野球の打率で3割打てば一流だし、「頑張り屋さんを自認している皆さんも、最終的に一生涯通算で稼働時間を計算すると、帳尻は2割ぐらいに落ち着くんではないだろうか。病気をしたり、ゴタゴタにまきこまれたり、空回りしたり、堂々巡りをしたりで。ということはつまり、2割というのは、到達目標や心構えではなくて、これは宿命なのだと思う」という議論には説得力がある。実際、ここ数年の自分を振り返ってみても、1割にも達してなかったのではない。30代の前半は必死に頑張っていたから、30代を全体でならすとやはり2割というところになるのではないか。それにしても、小田嶋隆のアル中の話はすさまじい。なにせ「40代で酒乱、50代で人格崩壊、60代でアルコール性痴呆」というのだから。行ったままになる人が多い中、本当によく戻ってきたものだ。