『噂の女』
7時起床。病院でもらった薬が効いたのか、症状が軽減したような気がする。それでも午前中は休養して、午後から教員会議。なんでも4月から「機構化」されるそうな。機構と言われても、公共広告機構しか思い浮かばないが、要するに独立しているセンターが「教育・学生支援機構」という大きな組織に組み込まれることになるらしい。で、人事権はもっと上の委員会が握って、予算権は機構全体で振り分けられる、とかなんとか。なんとも具体的なイメージが湧かないが、あまりいい話でないことは確か。名前はエヴァみたいでちょっと格好いいが(←そんなことはない)。その代わり、と言ってはなんだが、XXXXX(財源に関することなので伏せ字)を使って教員1人につきタブレットを1台支給されることになった。しかし、機種の指定があって、レノボかiPadかマイクロソフトのサーフェスRTの3択。正直どれも欲しくない。普通に研究費に還元してくれればいいのにな。ぶつぶつ。しかし、今日の会議は長かった。
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/11/30
- メディア: 単行本
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奥田英朗は本業の(?)クライム・サスペンスよりも、ユーモアものを高く評価しているが、この新作も「魔性の女」をテーマにしたエンターテイメント路線。途中で掲載誌が変わったからか、噂で語られるだけの主人公が現実に登場して語り始めると、ちょっとトーンダウン、というか普通の小説になってしまうのが残念。お得意の地方都市の癒着ぶりは楽しいが、「酒気帯び運転など、地方では当たり前だ」は、さすがに言い過ぎでは。あと、最近のパチンコでは「打ち止め」なんてほとんどないと思うのだが。