風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

散歩について(はじまり、はじまり)

何も食べずに寝たせいか、1時に目が覚める。ぼんやりしてたら、スマホが鳴り出して「緊急地震警報」。「いよいよか」と覚悟したが、それほど大きくはなかったようで、安心したような、しなかったような。

コンビニでパンとかジュースを買って、もそもそしながら寝直したが、また5時に目が覚める。ああ、また朝が来たか。なぜかは分からないが、起き出してから少しの時間だけは、なにかしら出来る状態になるので、書類やらスケジュールやら、どうしてもやっておかないといけないことだけ片付けるようにしている。というわけで、F先輩に借りたお金を振り込む(3万円)(残り12万円)。

でも、すぐにエネルギーが切れるので、おとといくらいから聴き始めたクラシックをかけて(いまはアルゲリッチ)、クッション抱えてベッドから動かず。ものすごく苦しいんだが、抵抗しても仕方がないことは承知しているので、ただただやり過ごすしかない。

 

「考え過ぎなんだよな、たぶんな」

 

が。ちょっとしてから、散歩に出ようかという気になった。『うつ九段』で、兄(精神科医)が「うつにとって散歩は薬みたいなものなんだ」と言っていたことを思い出して。で、筆者はアドバイス通りに出ようとするのだけど、どうしても出られなくて、行こうと思ってはやめて、行こうと思ってはやめて、やっと家から出たと思ったら、今度は足が動かないので、「イチ、ニ、イチ、ニ」と声を出しながら、よろよろ進んで行く。まさにあんな感じだった(このエピソードがあったから、「散歩」という選択肢が僕の頭の中にインプットされた)。あてもなく、ぐるっと回るつもりだったのだが、意外に早くマンションに戻って来てしまったが、まずはこれでよしとしよう。文字通り、一歩前進(うまくない)。

 

疲れ果てて帰って来たものの、まだ10時。これからの1日の長さに絶望して横になる。

 

その後。本を読んだり、ゲームしたり、ドラマを観たりしたが、ずっと文章を書いていなかったので、うまくまとめられない(し、その気力もない)。というわけで、誰が読んでいるわけでもなし、その気になった時に、その時に書きたいことを書くだけにしよう。