風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

これで打ち止め

 昨日寝る前に中島らもの『牢屋でやせるダイエット』で何度目かの追悼。これでもう読み残しはなくなってしまった(たぶん)。『心が雨漏りする日』もそうだけど、晩年(!)のものは読後感があまりよくない。タイトルにもいまいちキレが感じられない(痩せてないし)。「すげえなあ」とへらへら笑ってられたのは、それでも本人が生きていたからだったんだなと気づかされた次第。「お父さんのバックドロップ」はよい映画でした。

牢屋でやせるダイエット (青春文庫) 心が雨漏りする日には (青春文庫)