風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

チョコレート工場の秘密

今日は明るめで。9月には映画公開も控えているロアルド・ダールの『チョコレート工場の秘密』(ジョニー・デップがウィリー・ワンカって大丈夫なんでしょうか)。貧乏な主人公チャーリーが、チョコレート工場見学の切符を手に入れるところまでは普通のおとぎ話だが、ウィリー・ワンカが登場すると、かなりナンセンスで映像的になるので、好みが分かれるかもしれない。というより、かなり読みにくかった記憶がある。みんなが知ってるわりに読みにくい本というのが意外とある。ピーナッツの絵本とかくまのプーさんとか。子供向けのダール作品なら『マチルダ』や『父さんキツネバンザイ』から読んだ方がいいと思います。

Charlie and the Chocolate Factory Matilda Fantastic Mr. Fox