風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

サムデイだが、アンジェリーナではない

これも『マチルダ』と同じく、頭がよすぎちゃう子がひどい目に遭う話。これが読んでて結構つらい。すぐ同級生に"Freak!"とか言われちゃうし、先生はプライド傷つけられてキレちゃうし、父親は「なんで俺からこんな天才が生まれたんだろう」と悩む。子供の頃は「いいなあ、アメリカは飛び級があって」(ただ学校が嫌いだっただけ)とか脳天気に思っていたが、それはそれで辛いものなのだ。当たり前だけど。Angelineの友達Garyが主人公になる続編もあります。

Someday Angeline (Avon/Camelot Book) Dogs Don't Tell Jokes