風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

それはまた別

授業、授業、授業、ワークステーション、会議。
宮脇孝雄「煮たり焼いたり炒めたり−真夜中のキッチンで」。ミステリ小説に登場する料理を再現したりするエッセイ。他にもデュマお勧めの卵の食べ方や、ジョージ・オーウェルによる正しい紅茶の飲み方、「フィネガンズ・ウェイク」に登場する(らしい)鮭のステーキなど盛り沢山。
煮たり焼いたり炒めたり―真夜中のキッチンで (ハヤカワ文庫JA)
不憫に思ったのか「食べたい料理があったら作ってあげようか?」という申し出があったが、こういうのは読むのが楽しいのであって、「別においしいものが食べたいわけじゃないから」と答えたら、とても気まずい雰囲気になった。