風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

ロスジェネの逆襲

結婚当時に買ったベッドが限界にきているので、そろそろなんとかしようと無印良品に視察。事前にカタログで目星をつけていた木製ベッドフレーム+マットレスだと、セミダブルで1つ10万を越えることが判明。ベッドを並べて仲良く4人でごろごろと眠るのも、ここ数年のことだろうと思うので、ちょうど15%オフになっていた脚付マットレスにすることに。届くのが楽しみだが、それまでにいまのベッドを解体する作業を思うと憂鬱。

ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲


今日は村上春樹はお休み。「オレバブ」シリーズ第3作。「週間ダイヤモンド」に連載されていたことからも分かるように、いわゆる企業小説。組織対個人、勧善懲悪。おじさんが喜ぶのも無理はない。今回はいつもの趣向に加えて、ロスジェネロスト・ジェネレーション)との世代闘争も見物。
オレたちバブル入行組 (文春文庫)

オレたちバブル入行組 (文春文庫)


シリーズ第1作。ここでシリーズの骨組みが固まった。
オレたち花のバブル組 (文春文庫)

オレたち花のバブル組 (文春文庫)


シリーズ第2作。近藤のエピソードに泣けて仕方なかった。
というわけで、いよいよ、というか、なんというか、こんな分野まで手を出してしまったわけだが、やっぱり自分も年を取ったんだな、と思う。仕事に邁進する主人公たちの姿を読むと勇気付けられる。「働く」ための潤滑油になる小説があってもいいではないか。