風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

羊をめぐる冒険

朝から断捨離の精神で、いろんな不要な契約を解約する。が、その中に解約してはいけないものがあって、復旧も不可能だということで、しばし呆然とする。やれやれ。ニトリで壁掛け電波時計を買う。値段は安いがデザインも悪くない。昼はハッピーセット命の息子のリクエストでマック。そのうち妻がドラクエを始めたので、気分転換に1人で出かけることにする。

羊をめぐる冒険 (上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険 (上) (講談社文庫)


羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)


友人に鞭を入れられたので、せっせと読む。確か記憶では、経営していたバーをたたんで、本格的に小説に取り組んだ最初の作品ではなかったか。確かに、前作、前々作とは違い、きちんと「小説」になっている。内容は例によって忘れていたが、読んでいる途中に、いろんな要素がフラッシュバックしてきて、「あれ、いま読んでるのは、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』だっけ、『ダンス・ダンス・ダンス』だっけ、『ねじまき鳥クロニクル』だっけ」と混乱した。まあ、それだけここでスタイルが確立したということか。さて、次に行くか。