風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

百瀬、こっちを向いて。

友人(女性)がジャケットをくれると言うので、こちらはお薦めの本を携えて、図書館で物々交換。ジャケットはもちろん妻用だが、サイズもぴったりで、日頃から質素な生活をしている反動で、すっかり舞い上がってしまい、スーツカバーを買う(合わせる服を買うと言わないところが泣かせる)、と言い出す始末。でも、こんな高そうなもの貰って本当にいいのだろうか。午後から出勤したので、子供と留守番。ちょっと(内緒で)外出。

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)


乙一の別名による恋愛小説。「ぼっち」を書かせたら、この人の右に出るものはいない。僕も大概「ぼっち」だったが、さすがに(?)年季が違う。ひたすら切ない短編集。甘酸っぱい気持ちになったが、あの頃に戻れ、と言われたら、絶対に嫌だな。