横山夢明
またしても昼休みに抜け出して、無印良品週間が始まったので、こまごまとしたものを買い込む。妻がテスト採点の度に学校から備品の赤ペンを持ち帰ってくるので、その整理のためのペンケースとか。安いものばかりなので、10%といってもしれたものだけど。
- 作者: 平山夢明
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/08/22
- メディア: 単行本
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今更読むのもなんだが、「このミステリーがすごい!(2007年度版)」第1位。読んでる途中は、「なんでこれが?」と首をひねっていたが、表題作には驚かされた。お金や財布が語り手になるのは、よくあるパターンだが、○○とは思いもよらなかった。後味の悪さも最高。
- 作者: 平山夢明
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/12/22
- メディア: 単行本
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こちらは割と最近の作品。全編一人称の語りで、しかも物語の終わりには、語り手が死ぬ、というある種の反則行為だが(語り手はどこから語っている?天上?)、そのパターンには嵌まってしまえば、なかなか面白い。
- 作者: 平山夢明
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2011/06/03
- メディア: 単行本
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ついでにもう1冊。いわゆる根本敬の「でも、やるんだよ!」精神に貫かれた、壊れた人たちのウォッチング。途中、何度も声をあげて笑ってしまった。こっちの方が小説より才能あるかも(失礼)。
というわけで、横山夢明に始まり、横山夢明に終わった1日だった。