落語こてんパン
例によって家族が寝静まっている中、そおっと研究室に出発。静かな環境で仕事に集中出来るはずだったが、家でトラブルが発生(原因が何かは言わないでおく。まあ、僕が悪い)。激怒した妻から携帯に電話やCメール攻勢。結局、この問題は1日尾を引くことになる。午後にひさしぶりに友人と3人でお茶会。すっかり変貌、というのか、躁状態というのか、とにかくハイテンションで、元気になったのはいいけれど、「この人、大丈夫なんだろうか?」と不安になり、逆にこっちの神経がやられてしまう。後で聞いたら、もう1人の友人も寝込んでしまったそうだ。
- 作者: 柳家喬太郎
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2009/04
- メディア: 単行本
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こういう疲弊した日は落語に限る。すっかりブレイクした柳家喬太郎によるエッセイ。毎回、なにかひとつ演目を選んで、それにまつわるよもやま話という構成だが、あらすじの要約がとても上手くて唸らされる。春風亭昇太もそうだが、新作落語で売れている人でも(だから?)、やっぱり古典もしっかり押さえているのだな、と感心。定番ですが、この人の「夜の慣用句」は傑作です。必聴。