風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

沙門空海唐の国にて鬼と宴す

昨日のことがあったが、懲りずに朝から研究室。すると、案の定、起き出してきた妻から携帯に着信。なんでもインターネットに接続出来ないと言う。昨日のことがあったので、またなにか怒られるのかとひやひやしたが(いや、口調は怒っていたのだが)、とりあえずモデムとルーターの電源をリセットするように指示。しかし、またすぐに電話がかかってきて、やっぱり繋がらない、という。ちょっとぐらい我慢しろよ、と思いつつも、引き続き電話攻勢にやる気も失せたので値を上げて帰宅。点検して設定をやり直したら無事に復旧した。これくらい覚えろ。


ここのところ、夢枕獏の刊行ラッシュがもの凄い。去年だっただろうか、『新・魔獣狩り』が完結したかと思ったら、『東天の獅子』(これは名作)もノベルズ版で発売されたし、存在すら忘れていた『大帝の剣』もいきなりハードカバーで2冊出て完結した(揃いが不細工になるので買ってないけど)。一体、なにが起こったのだろうか?もうすぐ死ぬとかじゃなければいいのだが。せめて『キマイラ』だけは、絶対に終わらせてくれ!さて、この『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』は、前述の作品群に比べると、ちょっとクオリティが落ちる。でも18年かかって(!)最後まで書き終えた執念は評価しないといけないだろう。
夜は、明日から検査入院となる友人と「エンヤゴハン」で食事会。子供たちが珍しくおとなしくしていたので、妻と一緒に楽しくおしゃべりできた。残りの料理は包んでもらって、明日の弁当のおかずに出来て一石二鳥。ただ、普段7時半にはベッドに入る生活をしているので、眠くて眠くて仕方がなかった。そういえば、来週から学会があるが、こんなんで懇親会とか大丈夫だろうか。