風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

藤子・F・不二雄大全集

今日はひさびさにフリー。と言っても、やっぱり研究室にこもってしまった。


長らく続いた藤子・F・大全集も、これでまずは一段落。完全に自分の趣味で購読を決めたが、娘にはいいプレゼントになったのではないかと自負している。いまでもよく記憶しているのが、亡父に「ドラえもん、買ってきて」と言ったら、なんと全巻揃いで「大人買い」してきてくれたこと。あの時の嬉しさは未だに覚えている。最近では、入院中も差し入れで持って来てくれて、どれだけ心の慰めになったか知れない。さすがに公費では購入できないので、妻の5%割引の給料天引きカードで、毎月ぶつくさ言われながら買い揃えていったのだが。井坂幸太郎もエッセイで書いていたが、問題はこの膨大なコレクションの収納。寝室の本棚ひとつ潰しても、まだはみ出す始末。おまけに娘と息子が、よってたかってカバーと帯を外して、月報まであちこちに散乱させているので、これからひとつひとつ照合していかなければならない。なんなら、ダメージの酷いものは買い替えも辞さず>妻へ。とかなんとか思っていたら、まだ第4期が始まってしまうらしい。ますます、これが欲しくなってきたな。
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