風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

日本英文学会中国四国支部

2週続けての学会はきついとは思ったが、復帰の挨拶もしないといけないし、とりあえず朝早くからフリードで高知に向かう。妻と娘と息子、あと同行者2名。米子道から橋を渡し、所要時間、約4時間で到着。実は10年ほど前に非常勤で1年だけ高知にいたことがあり、会場の高知大学もなんだか懐かしい。観光をするという妻たちと別れて、発表を2つほど聞く(ディケンズとイシグロ)。やはりちょっとハイになっているのか、ついつい質問までしてしまった。それからさてどうしよう、と喫煙所でぼんやりしているところで盟友に再会。しばし近況報告などした後で、なんだか人の集まりも悪いし、講演会と懇親会はどうでもいいか、ということになり(懇親会費6000円あれば随分飲み食いができる)、少し早いが市内に移動。タクシーの運転手さんお薦めの「ひろめ市場」は、まだ5時にもならないというのに大盛況だったので、駅に程近い「一本釣り」というお店に飛び込む。これがなかなか当たりだったようで、鰹のタタキ(ポン酢と塩の2種類)が絶品。相手は肝胆相照らす仲なので(と、僕は思っているのだが)、飲むほどに話も弾む。その時、このブログの「英語多読用の本の紹介」という看板は外した方がいいんじゃないか、と言われた。確かにその通り。こんなブログを学生が読んでもなんの役にも立たないだろう。後からもう1人の友人も合流して、また賑やかに今日の発表の感想からプライベートな話まで。そろそろ腰を上げようか、となった時でも、まだ7時過ぎ。まだまだ話し足りない感はあったが、病み上がりということもあるし、雨の商店街で別れて、ホテルのチェックインすることに。ぶらぶらと時間潰しをしながら徒歩で向かうと、奇妙な格好をした人たちがあちらこちらで見受けられた。そうか、ハロウィンか。なんだかんだで時間がかかり、部屋に着いてみると、家族は就寝中。なんでも昼間は動物園に行って、「穀物学校」で(ここの「ジョン万次郎定職」は、本当に美味しい)ご飯を食べて、十分に高知を堪能したそうだ。さあ、明日はシンポをさぼって、アンパンマンミュージアムだ。

曽我部恵一

曽我部恵一


また曽我部かよ、とお思いでしょうが、聴いてないのがいっぱいあるのだから仕方がない。このソロアルバムはフォーク調で、これがまたよい。結局、曽我部が歌っていれば、なんでもいいような気がしてきた。