風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

ヤングブラック・ジャック

まだ風邪が残っている。そう言えば、昨夜もう床に入っているところに妻が帰って来て、楽しみにしていたドーナツを食べ尽くしたとかで、こっちは悪いと思って「パイの実」を代わりに買って来たのに、それじゃあ代わりにならないとかで大喧嘩になったな、と朝起きてからぼんやりと思い出す。おかげで娘に嫌われてしまい(やはりお前もそうか)、今日は妻と行動するそうだ。午後から合流してサティに行ったが、途中でしんどくなって車で休んでいた。



しんどくて横になっているので、こんなものしか読めなかった。舞台を学生運動が盛んな1968年に設定していあるのがまず上手い。東大紛争の発端が医学部によるインターン制度廃止運動というのも、これで初めて知った。まだ医学生ブラック・ジャックがオペをするのは(しかも見事に)無理があるが、戦争時のベトナムにまで渡ってしまうのだから、そこは野暮はいいっこなし。そのベトナムで後の○○.○○○に出会うというファンサービスもあることだし。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ(初回生産限定盤)(DVD付)

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これだけではなんなので、最近聴いた1枚。元オアシスのノエル・ギャラガーのソロプロジェクト。計算ではオアシスの半分になるはずだが、後半は完全にノエルが歌うバンドになっていたので(僕が広島で観た時はリアムがやる気ナッシングで、リアムのボーカル曲もノエルが歌うというカラオケライブだった)、そういう意味ではオアシスの新譜と解釈しても知れない。ただ、やはりオアシスには、あのリアムの声というピースが必要なわけで、考えてみれば曲が書けて歌も歌える(だけど下手)(ああ、言っちゃった)というのは、一種の不幸であるのだなと思ったりする。全然好きではないが、布袋寅泰なんかもその口だろうか。そういえば、これだけ復興支援で再結成が行われてるのにBOOWYだけはないですね。あの二人の間には、よほど確執があるのだろうか。