抹殺
午前中は年賀状の準備。古いPCに保存されていた住所録を変換するのに手間取る。最終更新が2004年になっていたが、まさかそれからずっと出していなかったのか?午後から授業。再履修のクラスといっても雰囲気の違いがあるもので、今日はあまり調子が上がらないクラス。既に半数が脱落しており、そろそろ駆け込み相談が殺到しそうな様子。話は変わるが、ここのところ誤字脱字が多いことを指摘されたので(別に精神状態がおかしい訳ではなく、新しいPCのフォントがなぜか異様に小さいため)、ちょっと遡って訂正しておきます。ごしごし。
- 作者: 東直己
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/05/11
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
「探偵はBARにいる」の映画化で、ブレイクした様子の東直己。ススキノ探偵シリーズも累計100万部を突破したそうだ。昔から追い続けていた読者としては慶賀の至りである。本作はたぶん読み残していた、車椅子の殺し屋を主人公とした連作集。この作者は実際に起こった事件を変形させて、それが小説にリアリティを与えているのだが、この作品も例によって警察は悪の温床のように言われている(それが東直己の真骨頂で面白いのだが)。ススキノ探偵や畝原シリーズの新作も読みたいけど、これも続編希望。