風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

英語教材完全ガイド

前日の長時間ドライブの疲れで寝坊。妻は帰省中の鬱憤を晴らすかのようにドラクエをやり込んでて、娘は全くやっていない冬休みの宿題に取りかかり、息子はバリズンソードを持ってはしゃぎ回っている。今日はこんな感じでだらだらと過ごそうということになり、僕は年賀状を印刷のやり直しをしたり、寝室にこもって本を読んだり自由に過ごす。


気になったので立ち読みしてみたら、スピードラーニングがワースト(中身もさりながら、返品しようと思っても容易に出来ないという悪徳商法であるというのは噂に聞いていた)で、NHK英語講座がベストに選ばれていたところで信用出来ると判断して購入。NHK英語講座が「効く」というのは本当で、就職して数年間に真面目に取り組んでいたのが、いわゆる実用英語のジャンプアップに繋がったといまでも思っている。もう子どもたちに壊されてしまったが、MDステレオコンオにほとんど全ての講座を録音して、車の中でずっと流しっぱなしにしながら、テキストもわざわざノートを作ってディクテーションをやっていたのだから、我ながらよくやったものだ(このへんにも狂気が潜んでいたような気がしないでもないけど)。それからTOEICに移行してバリバリと問題集を説いて、900点台後半(詳しいスコアは忘れたが、満点ではなかった)を取ったところで「あがり」にしてしまったが、こういうのを読んでいるとまたやってみようかなという気になってくる。柄谷行人も「語学をやると精神衛生上とてもよい」という趣旨の発言をしていたことでもあるし(確かそれで鬱を克服したのではなかったか)。というわけで、妻と相談して(ラジオ講座は録音やらアンテナ設置やらが面倒そうだったので)テレビ講座をいくつか録画予約することにした。具体的には、「3か月トピック英会話」と「チトルチャロ2」と「高校講座 英語1」と「ニュースで英会話」。このくらいならなんとか続けられるだろう。3DSの学習ソフトや「ロゼッタストーン」にも食指が動かされたが、なにせ後者は7万円オーバーだから公費ででもないと無理だろう。ついでに書いておくと(書くなと言われたからあえて書く)、夫婦で英語をやっているというのも難しいもので、妻は自分の方が「英語」が出来ると自負していて(実際、TOEICのスコアは彼女の方が高かった)、僕がちょっとした英語の間違いをすると、とても嬉しそうな顔をして指摘する。彼女は英語の発音もよくて、とても敵わないので僕としては全面降伏しているつもりなのだが、それでもいちいち勝ち誇ったような顔をされると腹が立つこともある。このへん、どうやって折り合いをつけているのか、関係者の人たちに訊いてみたいものだ。追記。こんなことを書くと、妻がとても嫌な性格のようだが、そうではなく「正しさ」に極端にこだわる性格だというだけです。