風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

腕貫探偵

7時起床。この頃なんだか眠ってばかり。精神的に安定している証拠、と妻は言うが。またしても「ときめかない」洋服をゴミ袋1袋分。捨てるには勿体ないので、リサイクルショップにでも持って行ってみようか。ちょっと仕事をしようと思ったが、娘と息子がきゃあきゃあとうるさいので一時避難。

仮面ライダーフォーゼ アストロスイッチベストセレクション 10個入 Box (食玩)

仮面ライダーフォーゼ アストロスイッチベストセレクション 10個入 Box (食玩)


平成仮面ライダーは、話自体もさっぱり理解出来ないのだが、最近はおもちゃも複雑なことになっていて、息子が振り回している剣(バリズンソード)に、別売りのスイッチを装着することで効果音が変化するらしいことが判明。そのスイッチも大量の種類が存在するらしく、それを収納する専用のバッグまで売っている。商魂たくましいというかなんというか。息子が持っているスイッチは、おばあちゃんに買ってもらったひとつだけで、あまりにも不憫だったので、このセットを購入クリック(もう放送が終わって売れ残っているからか安かったし)。つい「明日か明後日に届くから」と教えたら、いまから興奮して「何回、保育園行ったら?」と何度も訊いてくる。、しまった、さきに教えるんじゃなかった。午後からスマートフォンにお薦めされた近所の(はずの)カフェに行こうとしたが、マップを活用して探してまわっても、どうしても場所が分からない。仕方なく馴染みの「ノビ」で、家族4人でお茶をしながら読書。
腕貫探偵 (実業之日本社文庫)

腕貫探偵 (実業之日本社文庫)


読んでいる途中で既視感があったが、とりあえず最後まで読む。帰ってブログを検索してみたら、やっぱり読んでいた(2005年に!)。西澤保彦といったら、やはり『七回死んだ男』が最高傑作で、その後に立て続けに講談社ノベルズで出版された、けれん味たっぷりの作品群は興奮して読んだものだが、基本的には本格の血が流れている作家であることが、こういう作品を読むとよく分かる。いわゆる「アームチェア・ティテクティヴ」ものだが、探偵役の腕貫探偵はヒントを与えるだけで、最終的には相談者が解決するという趣向。続編も買ってあるので、続けて読んでみることにしよう(と言ってそのままになっている本が何冊あることか)。夜はまた昨日のおでんを食べて、ヤマダ電器で子ども用にエネループを買って、またしてもさっさと就寝。