寄席は毎日休みなし
朝7時過ぎまでぐっすり。とにかく最近はよく眠る。今日は成人の日の影響で、月曜日振替授業でお休み。センター試験の準備で、木曜日は金曜振替授業だし、今週は予定がぐちゃぐちゃ。買い取りに出した洋服の査定が終わったと連絡があったので、のこのこ出かけてみたら、なんと「50円」。シミや汚れがあったそうだが、あんまりじゃないか(確かにブランド品なんかはなかったけど)。といって、わざわざ持ち帰って処分するのも面倒なので、そのお金で缶コーヒーを買って帰った。
- 作者: 雲田はるこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/05
- メディア: コミック
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『このマンガがすごい!2012』オンナ編第2位(ちなみに今年もランクイン)。何かの間違いか、レンタル店で「完結」のシールが貼られていたので借りてしまったが、『タイガー&ドラゴン』風に始まって、師匠の過去に遡り出したから(たぶんモデルになっているのは志ん生と文楽だろう)、まだまだ続きそうな様子。参考資料に「名人の芸談全て」と書いてあったので、つい盛り上がって落語本棚から1冊取り出してくる。
- 作者: 春風亭柳昇
- 出版社/メーカー: うなぎ書房
- 発売日: 2008/06
- メディア: 単行本
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『与太郎戦記』シリーズは、万人が読むべき名著だと思うが、これは力の抜けた(ラスト)エッセイ集。年齢のこともあるのだろうが、落語の話はどこへやら、老いに関する話題になるのもご愛敬。こういう脱力系の師匠だからこそ、春風亭昇太が入門し、あそこまで屈託もなく育ったのだろう。そのあたり、弟子に「価値観の共有」を強要する談志とは対照的だが、こちらも立派な弟子を何人も育てているし、ひとくちにどちらがいいとも言えないだろう。うちの子どもたちには、なるべく自由にさせてやろうとは思っているが、「価値観の共有」という点では、ちょっと譲れないかも知れない。というわけで、いま娘は実家から持って帰った『こち亀』を足をバタバタさせながら読んでいます。よしよし、次は『七色いんこ』を買って来てやるからな。