風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

なんだかなァ人生

7時起床、と書くのは実は2度目。更新しようと思ったら、寝惚けてて上書きしてしまったのだ。というわけで、なんとか思い出しながら書いてみる。センター試験の準備でお休み。研究室に行ってもいいのだが、守衛室で許可を取ったりと面倒なので、自宅で研究することに。ええと、ええと、それから何があったのか記憶がないので、読んだ本のことだけ書き残しておく。

KOUSHOKUダンディ 1 (ジャンプスーパーコミックス)

KOUSHOKUダンディ 1 (ジャンプスーパーコミックス)


主人公の名前が変わっただけで、実質『大市民』シリーズの続編。あれでラストだと思ってだけにファンには嬉しい。KOUSHOKUとは、「好色」と「好食」のダブルミーニングで、前者にはあまり興味はないが、後者は相変わらず「美味し」のレシピが載っていて、これが作ってみると(妻が、だが)本当に美味い。このままライフワークとして続けてもらいたい。
なんだかなァ人生

なんだかなァ人生


同じ作者のエッセイ。なんでも「週刊新潮」に自分で原稿を持ち込んで連載が決まったというのだから大したものだ(あんなにマンガでは大御所なのに)。いくら稼いでも漫画家はお金を遣う暇がないだろう、と昔から疑問だったのだが、柳沢きみおの場合はクラシックカーや別荘に使ったのはいいが、バブルがはじけて億単位の借金を背負うことになった、という悲惨な話。「特命係長 只野仁」のヒットで借金は返済したらしいが、依然として貯金はゼロだというからこれもすごい。エッセイだけでなく、小説にも挑戦するらしいから、それも楽しみなことである。ところで、いま検索してみたら、こんなエッセイ(失礼)でもKindle版が発売されていてちょっと驚いた。個人的には紙媒体に執着があるのだが(その割には最近は読み終わったら片っ端からすぐに売っているが)、「自炊」というような言葉もツイッターでよく囁かれていることでもあるし、そろそろ意識改革をしないといけないのかも知れない。