『破産』
7時起床。昨日アマゾンから届いた32Gと16Gの(micro)SDカードをタブレットとスマホに装着。こんなに使うかどうかは分からないが(たぶん使わないだろう)。それにしてもFFPといってもメモリも随分と安くなったもんだ。それから部屋の片付けをして、気の進まない書類を作成。ああ、やだやだ。つい「おトク便」で届いたメッツコーラをがぶ飲みしてしまう。午後から歯医者。前歯の差し歯が終わって、やれやれと思っていたが、右の奥歯の詰め物をしている歯が、どれも虫歯になっているらしい。というわけで、まだまだ通院は続く見込み。会計に時間がかかったので、15分遅れて英語分野会議。またぞろ大規模なカリキュラム改革が行われるようで、僕は例によって再履修の授業を主に振り当てられているので、個人的にはあまり関係はなかったのだが、中間目標だなんだと長引いて2時間半。ひさしぶりに仕事でぐったりと疲れて帰宅。
- 作者: 嶽本野ばら
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/11/07
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
『下妻物語』(映画も面白かった)を読んで、それきりになっていたが、大麻所持で逮捕されたり(事実かどうかは未確認)、いろいろとあったようで。純粋なドキュメントではないだろうが、家賃25万円、カード返済額(毎月)20万円、なのに月収20万円、という金額の案配が実にリアル。それでもそれなりに人気作家で、小説を書きさえすれば返済が可能になるのだから、多くの借金に苦しむ人たちに比べたらマシな方だろう。途中で、作中で執筆依頼された小説が、この作品になる、という入れ子構造に気がついた(だから編集者のリクエスト通り、取って付けたような殺人が起こったりするのか)。震災問題もおまけのような感じだが、それに触発されたヘタレ宣言はそれなりに感動的。
太宰さん、貴方は人間を失格になりこの世を去った。僕は人間失格ではない。人間と名乗ってよいのかすら定かでないヘタレだ。自殺することすら恐くて出来ないヘタレ中のヘタレだ。だからせめてヘタレであることくらいは、辞めさせないで欲しい。ヘタレすら失格になったならば、もう僕には何処にも居場所がなくなってしまうのです。
そういえば、この日記の編集中に「はてなダイアリーからはてなブログへインポートできます!」とか書いているけれど、はてなブログに移行したら何かいいことがあるのかな。