風大丸亭日乗

元大学教員、双極性障害、本と音楽と映画、そして毎日は続く

『高校3年間の英語を10日間で復習する本』/『かくかくしかじか』

5時起床。コンビニに行こうと思ったら、朝から降っていて、フロントガラスにも雪が積もっていた。今日は妻の仕事もお休みで、ひさしぶりに穏やかな休日。午前中はだらだらと過ごして、午後から米子の温泉に。露天風呂付きの家族温泉でゆったり。夕食はスパゲティだったらしいが、急激に眠気に襲われたので早めに就寝。

カラー版 CD付 高校3年間の英語を10日間で復習する本

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前作とは違ってさすがに「高校時代の素朴な疑問がスッキリ解決!」というわけにはいかないが、これは高校で習う内容が中学英語の補足説明だったり、あるいは単にイディオムの丸暗記だったりするせい。例の「クジラの法則」なんかも、別に習わなくても自分で勉強してもなんとでもなる。そういう意味では、僕が高校に行かなくてもなんら問題はなかったと言えるだろう(違うか)。妻が心酔している『ドラゴン桜』の竹岡広信は、そういうややこしい比較表現は、ほとんど教えないらしい。それでもセンター試験で90%は取れる、と豪語していたとか。なんにしても、全ての基本は中学英語にあって、その後はたくさん聞いてたくさん読むこと、という当たり前の結論で申し訳ないが、それより以外に英語力をアップする方法はないだろう。でも、5文型を補語の観点から、第2文型と第5文型から教えるというのは、いいアイデアだと思う。
かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)

かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)


このマンガがすごい!2013』オンナ編第5位。自伝マンガ。美大受験を控えた高校時代の作者と、絵画教室の教師との交流を中心に綴られる。やがて訪れるであろう恩師との別離の予感が切ない。大学生になっても、大人になっても、漫画家になっても、足かけ8年もこの絵画教室に通い続けたという記述があるので、いずれにしても長丁場になりそうだ。
ヘッド博士の世界塔

ヘッド博士の世界塔


主人公の同級生で、「オリーブ少女」で「渋谷系」を愛し(いずれも死語)、フリッパーズ・ギターばかり聴いている少女が出て来たので、思わず聴き直してみた。ビーチボーイズの「ゴッド・オンリー・ノウズ」のイントロだけで、さあっといろんなことが頭の中を去来した。全曲サンプリングの傑作であることは間違いない。バンドが解散した時はいつでも思うことだが、「この先」がやはり見てみたかった。