『いたこニーチェ』
また間違えて消してしまったので簡単に書き直します。どうせたいしたこと書いている訳でもないし。朝に寝惚けて書くとやっぱり駄目だな。というわけで。試験の採点をしていたら、保育園から電話があり、息子が8度台の熱だという。おっとり刀で迎えに行く。なるほど、なんだかぼんやりしている。インフルエンザでなければいいのだが。
- 作者: 適菜収
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2009/02/20
- メディア: 単行本
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小説仕立てでニーチェの思想が学べるという触れ込み。基本的な思想は押さえているが、いまひとつ食い足りない印象。「女」の問題は、頭から抜けていたので、これはこれからの課題。なにやらニーチェ関連本がブームになっているのは、やはり右傾化しているのでしょうかね、我が国は。大体が苫米地英人が推薦文を書いている時点で、トンデモ本の匂いがプンプンで、以前この人の筋炎本を読んだことがあるが、これもやはりトンデモ系だった。そういえば、学部時代にちくま学芸文庫のニーチェ全集を読破したことがあるが、あの時は一行一行が腑に落ちていくかのような希有な体験だった。やはり何か鬱屈した思いがあったんだろうな。
他にもベスト盤が出ているが、コラボ陣が豪華な1枚。「ロマンス」が入っていればそれでいいという話もあるが。