『半グレ』
7時起床。娘が頭が痛いと泣き叫んでいる。インフルエンザの息子と同じように、自分も「甘えたい」(病後児保育では保育士が少ないのでちやほやされる)意図が見え見えだが、本当に頭が痛いのだったら可哀想だし、結局、今日は2人ともお休みさせることに。妻と子どもたちを送り出してから、そろそろ本気を入れて試験採点と成績処理。途中、昼寝なんかも入れて、スーパーカーを聴きながら黙々と作業を続ける。とりあえず、採点はほぼ終わったが、ここからエクセルであれこれしないといけないんだよな。とか言ってたら、追試願が出されたりして、来週いっぱいはかかりそうな様子。さすがに疲れたので、子どもたちを迎えに行ってから、帰りが襲い妻を待たずに就寝。そういえば、今日はバレンタインデーだったな、と眠りに落ちる前にちらりと思った。
- 作者: 草下シンヤ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 36回
- この商品を含むブログを見る
「半グレ」とは「暴力団組織に属せずに犯罪を繰り返すグループのこと」らしい。暴力団への締め付けがキツくなっている一方で、その隙間を縫うように急成長しているそうな。以前なら、暴走族を卒業したら暴力団に就職(?)というルートが出来上がっていたのが、暴走族のOB(=これが半グレ?)として独自の犯罪活動をしているということか。聞くところによると、例の歌舞伎役者殴打事件の加害者も半グレであったとかなかったとか。そこへ何も知らずに飛び込んだ主人公が、暗黒社会でのし上がって行くブラック・ノワール。『闇金ウシジマ君』の作者が帯に推薦文を書いているが、これからはこういうタイプの小説とかドラマとか映画が増えていくのかも知れない。